日々を彩りたい人にオススメしたいゲーム(ゲームとことば2023)

ゲーム

アドベントカレンダー企画「ゲームとことば(2023年版)」に寄せた企画記事です。

ご覧くださりありがとうございます!
元ゲームライターのdashimaruと申します。

電ファミニコゲーマーというウェブメディアで、主にニュース系の記事を書いていました
今はねこかにクラブという名義を使いつつ、海外のインディーゲームに触れる活動などをしております!

2021年に始まった「ゲームとことば」も今年でなんと3年目。初年度に仕事で紹介させていただいたこともあり、念願の参加をようやく果たせて感慨深いです。

これまで見送ってきた理由としては端的にタイミングが合わなかったのもあるのですが、あまり大きいテーマを設定しすぎると身構えてしまって永遠に書き上げられない…という困った悪癖を抱えてまして、今回のお題(○○な人にオススメしたいゲーム)ならギリギリいけるかなと思って手を挙げさせていただきました!

日々を彩る

冬。日が短くなり気分が沈みがちな季節。装いからも色が失われ、生活に彩りが足りなくなっていると感じる機会が増えてないでしょうか(私だけかもですが)。日々に彩り、欲しいですよね。

でも日々を彩るってそもそもなんなん…そんなことを考えながら買い物へ向かった矢先、会計を済ませたレジの向こうである「答え」と出会いました。

岐阜県に本社を構え、全国で100円ショップを展開する株式会社セリアのブランド理念が掲げられた看板です。Seriaってデザインのセンスもいいし商品のラインナップも豊富で、行くたびにちょっとした発見があるところが好きでよくお世話になっているのですが、コンセプトに目が留まったのは意外と初めてでした。

大きな感動は、簡単に手にすることはできないけれど、セリアでなら、小さな感動に、毎日だって出会うことができます。

中でも強く引かれたのがこの一節。そうか!と思わず膝を打ちそうになりながら「小さな感動に毎日出会える」こと、すなわち「日々を彩る」のひとつのアンサーかもしれないとSeriaで悟ったのでした。

小さな感動についても具体的な例が示されています。

お気に入りのテイストを見つける喜びや、生活にあたらしさを取り入れるワクワク感。

なるほど、これらを味わえる作品こそが「日々を彩るゲーム」と呼べそうだ。もったいぶった導入となりましたが、そのゲームとはこちらです!

Gubbins

dashimaruのXを普段フォローくださってる奇特な方はそれとなく察しがついているかもですが、最近この『Gubbins』と出会ったことで毎日が小さな感動に満たされています。

どんなゲームなのか、簡単に概要をお伝えしましょう。

『Gubbins』
ジャンル:単語パズルゲーム
対応言語:英語
対象年齢:指定あり(プラットフォームによる)

配信プラットフォーム:iOSAndroid(基本プレイ無料)

上のトレイラーを見ていただけると雰囲気が分かりやすいかと思います。すごくザックリ言ってしまうと「アルファベットを並べて英単語を作る」ゲームなんですけど、何やらやたらとカラフルだしとにかく画面がうるさいですよね(いい意味で)。

海外の子ども向けアニメみたいなビジュアルだったり、生演奏を収録したムーディーで心地よいジャズサウンドが印象的な本作。実はそれ以外にもさまざまな仕掛けが施されていて、プレイヤーが自由に楽しめる余地が多くSNSの利用を想定したインタラクティブなゲーム性となっているのです。

『Gubbins』のルール自体はいたってシンプル。9×9のマス目の中にランダムに配された1~3文字のパネルを置き、「上→下」or 「右→左」いずれかの向きで読める英単語を完成させていくというもの。日本語対応は現時点でされていませんが、そこまでハードルは高くないはず。。

できた単語はスワイプすると消え、文字数に応じた得点が加算されます。途中まれに現れるGubbinというキャラクターたちの特性(並べたパネルを回収したりできるいいヤツもいれば、パネルを消したりずらしたりする悪いヤツもいる)を上手く使いながら、長い単語を多く作ってハイスコアを目指すのも遊び方の選択肢のひとつ。

なのですが、ここからがこのゲームの面白いところ。各プレイの終了時に、完成させた単語と出現したキャラクターなどを組み合わせて「ポストカード」と呼ばれる画像をデザインすることができちゃうんです!

作成したポストカードはそのままSNSに投稿も可能。もちろんダウンロードもできます。

つまり何が起きているか、もう想像はつきますね…

そうです、『Gubbins』めちゃくちゃハックされています!

幅のあるゲームシステムを巧みに消化し、独自のプレイスタイルを見出す人が世界的に爆増しております。いわば「Gubbins大喜利」。#gubbinsで検索をすれば豊かな発想にあふれた、めくるめくGubbinsワールドを堪能できるのです…

Gubbinsで日々を彩る人々

オーストラリアのゲームスタジオ、Studio Follyの開発による本作がリリースされたのはつい先月のこと(まだ一ヶ月経ってません)。

それから『Gubbins』に関する投稿をX上で観測し続け、大きく分けて以下の6種類のプレイヤーがいることが何となく分かってきました(個人の分析です)。

①純粋にプレイを楽しむ者
②ストイックに高得点を目指す者
③推しのサムシング(作品や人物名など)を作る者
④個人的・社会的なメッセージを発信する者
⑤システム上でどこまでできるか実験してみる者
⑥お下品に戯れる者(対象年齢が設定されている理由?)

この枠に収まりきらない投稿もあれば、日によってプレイスタイルを変えるという人もいるかと思います。「あ、今日はこんな感じなんだな」という気持ちでタイムラインを眺めてみるのもいいですし、誰かに向けた私信としてポストカードを作ってみるのも日々を彩るちょっとしたきっかけになるかも?

最後に『Gubbins』を遊んでくれたフォロワーさんたちの投稿で、個人的に胸に刺さったものをいくつかシェアして結びといたします。快く許可をくださった中島みつさん、sanaさん、ashi_yuriさん、ありがとうございます!

これを機にいろんな方のポストカードが、毎日の中でもっとたくさん見られるようになるとうれしいです。

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